今日はお勉強~~
2006年 10月 22日
さて、今日は勉強をしましょうー(´ー`)ノ
以前書いたように最近世界の神話などに大変興味があります。
例えば、日本神話にイザナキとイザナミの有名なエピソードがあります。
イザナミが死んでしまってそれを悲しんだイザナキがイザナミを黄泉の国から連れ戻そうという話があります。黄泉の国で扉越しで再会したイザナキはイザナミにこういいます。
黄泉の国をでるまで決して私をみてはならないと。
しかし、イザナキは我慢しきれずに扉を開けてイザナミを見てしまいます。
イザナミはおぞましい姿に変わり果てていたのです。それをみたイザナキは直ちに逃げ、それを知ったイザナミは直ちにイザナキを追いかけます。
そして、ある坂をイザナキは大岩でふさぎます。
岩の向こうからイザナミは叫びます。
イザナミは『これから、お前の作った人間を1日に千人殺してやる』と。
イザナキはそれに対して、『ならば、私は一日に1500人ずつ人間を生もう』と。
それで、差し引き500人ずつ人間が増えていったという話があるのですが、このエピソードとほとんど同じ話がギリシア神話にあります。
オルフェウス(オルペウス)とエウルディケの話がこれとすごい似てるんです。
日本とギリシアをつなぐルーツとは何か。昔から、交流があるのか。
それとも発想が同じだけなのか。
とまあ、こういう話は私的にすごい興味をそそるわけなんです。
さて、今日は少し日本の神話を勉強してみましょう。
まあ、日本神話は日本書紀、古事記に書かれているのですが、そんな話をしてもつまらないのでちょっとおもしろいところをピックアップしてみたいと思います。
日本の神話に出てくる神は主に『国津神』、『天津神』の2種類があります。
天津神とは、高天原(たかまがはら)という、天の国から降りてきた神で、アマテラス、スサノオなどは天津神に属します。
国津神は地にいた神で最も有名なのがオオクニヌシ(スサノオの子孫なので、本来は天津神だが、スサノオが天から追放されているため、国津神となっている。)
他にはサルタヒコ、アラハバキなどがいます。日本の土着信仰の神とよく言われます。
つまり、日本には天から来た神と地上にいた神という、毛色の異なった神が2種類いたわけです。しかし、よーく考えて見ましょう。神という超パワーの持った存在が本当にいたかどうか、私が証明することなんてできませんが、仮にそんな神なんていなかったとしましょう。
となると、これらのモデルになった人物、もしくは話があったことになるでしょう。
では、天津神は何がモデルなのか・・・。
天から来たとなると・・・・。外国から来たと想像できますよね。
では、国津神の指す、地上とは・・・。日本を指すと想像できます。
つまり、天津神とは『日本以外の国、おそらく、朝鮮や中国』の民族のこと、もしくは彼らが信仰していた神。
国津神とは、『日本』の民族、もしくは日本土着の民族が信仰していた神と想像できます。
で、日本神話では国津神(オオクニヌシ勢力)と天津神(アマテラス勢力)ガ戦い、最終的にオオクニヌシがアマテラス側に国を譲るという話があるのです。
つまり、こーんな話が想像できるのです。
日本は日本土着の民族が日本を支配していた。しかし、そこへ朝鮮や中国から来た勢力が流れてきた。二つの勢力はお互い戦い、最終的に日本土着の勢力が中国側に和議を申し入れ、国を譲った。国を譲った勢力はその後地方へ逃れる。
日本神話の話を作ったのは、大和朝廷ですので、朝鮮、中国から来た勢力が大和朝廷を作り、その歴史を神話として残した。一方、敗れた勢力は俗に言う蝦夷(えぞ、えみし)であり、彼らは東北へ落ち延びていった。ですから、東北って奈良時代とかは日本の領土じゃないはずです(たしか、北海道のアイヌ民族はそのえみしの子孫のはずです)
ですから、今の日本人って本来は大陸から来た人間の子孫と言われています(縄文人と弥生人がありますが、彼らはあきらかに違う民族になっているのです。日本本来の縄文人が弥生人に追い払われたと言われています)
神話からこーんな話も考えることができるわけなんですよ。こういう話を聞いてるだけでワクワクするのはなぜなんでしょうかねぇ。他にもスサノオのヤマタノオロチ退治とか、この前いってきた熱田神宮の草薙の剣とかについても何か歴史的な解釈ができる話があるんですが、長くなったのでこんなもんで。
以前書いたように最近世界の神話などに大変興味があります。
例えば、日本神話にイザナキとイザナミの有名なエピソードがあります。
イザナミが死んでしまってそれを悲しんだイザナキがイザナミを黄泉の国から連れ戻そうという話があります。黄泉の国で扉越しで再会したイザナキはイザナミにこういいます。
黄泉の国をでるまで決して私をみてはならないと。
しかし、イザナキは我慢しきれずに扉を開けてイザナミを見てしまいます。
イザナミはおぞましい姿に変わり果てていたのです。それをみたイザナキは直ちに逃げ、それを知ったイザナミは直ちにイザナキを追いかけます。
そして、ある坂をイザナキは大岩でふさぎます。
岩の向こうからイザナミは叫びます。
イザナミは『これから、お前の作った人間を1日に千人殺してやる』と。
イザナキはそれに対して、『ならば、私は一日に1500人ずつ人間を生もう』と。
それで、差し引き500人ずつ人間が増えていったという話があるのですが、このエピソードとほとんど同じ話がギリシア神話にあります。
オルフェウス(オルペウス)とエウルディケの話がこれとすごい似てるんです。
日本とギリシアをつなぐルーツとは何か。昔から、交流があるのか。
それとも発想が同じだけなのか。
とまあ、こういう話は私的にすごい興味をそそるわけなんです。
さて、今日は少し日本の神話を勉強してみましょう。
まあ、日本神話は日本書紀、古事記に書かれているのですが、そんな話をしてもつまらないのでちょっとおもしろいところをピックアップしてみたいと思います。
日本の神話に出てくる神は主に『国津神』、『天津神』の2種類があります。
天津神とは、高天原(たかまがはら)という、天の国から降りてきた神で、アマテラス、スサノオなどは天津神に属します。
国津神は地にいた神で最も有名なのがオオクニヌシ(スサノオの子孫なので、本来は天津神だが、スサノオが天から追放されているため、国津神となっている。)
他にはサルタヒコ、アラハバキなどがいます。日本の土着信仰の神とよく言われます。
つまり、日本には天から来た神と地上にいた神という、毛色の異なった神が2種類いたわけです。しかし、よーく考えて見ましょう。神という超パワーの持った存在が本当にいたかどうか、私が証明することなんてできませんが、仮にそんな神なんていなかったとしましょう。
となると、これらのモデルになった人物、もしくは話があったことになるでしょう。
では、天津神は何がモデルなのか・・・。
天から来たとなると・・・・。外国から来たと想像できますよね。
では、国津神の指す、地上とは・・・。日本を指すと想像できます。
つまり、天津神とは『日本以外の国、おそらく、朝鮮や中国』の民族のこと、もしくは彼らが信仰していた神。
国津神とは、『日本』の民族、もしくは日本土着の民族が信仰していた神と想像できます。
で、日本神話では国津神(オオクニヌシ勢力)と天津神(アマテラス勢力)ガ戦い、最終的にオオクニヌシがアマテラス側に国を譲るという話があるのです。
つまり、こーんな話が想像できるのです。
日本は日本土着の民族が日本を支配していた。しかし、そこへ朝鮮や中国から来た勢力が流れてきた。二つの勢力はお互い戦い、最終的に日本土着の勢力が中国側に和議を申し入れ、国を譲った。国を譲った勢力はその後地方へ逃れる。
日本神話の話を作ったのは、大和朝廷ですので、朝鮮、中国から来た勢力が大和朝廷を作り、その歴史を神話として残した。一方、敗れた勢力は俗に言う蝦夷(えぞ、えみし)であり、彼らは東北へ落ち延びていった。ですから、東北って奈良時代とかは日本の領土じゃないはずです(たしか、北海道のアイヌ民族はそのえみしの子孫のはずです)
ですから、今の日本人って本来は大陸から来た人間の子孫と言われています(縄文人と弥生人がありますが、彼らはあきらかに違う民族になっているのです。日本本来の縄文人が弥生人に追い払われたと言われています)
神話からこーんな話も考えることができるわけなんですよ。こういう話を聞いてるだけでワクワクするのはなぜなんでしょうかねぇ。他にもスサノオのヤマタノオロチ退治とか、この前いってきた熱田神宮の草薙の剣とかについても何か歴史的な解釈ができる話があるんですが、長くなったのでこんなもんで。
by dengekiden
| 2006-10-22 00:49
| リアル